コロナ禍も一応の落ち着きがみられるようになり、未だ世界情勢は混沌としているものの、街に活気が戻りつつあることが、休日の高速道路の渋滞状況に現れるようになってきました。
私も晴れた休日には、何故かウキウキとした気持ちになり、ちょこっとでも、人混みを避けながらでも出かけたい衝動に駆られるようになります。
これから夏を迎えるにあたって、夏に履きたいスニーカーに想いを馳せていましたが、以前にも書いたように、私の中で夏はアディダスのイメージができてしまっていることから、現在所有しているアディダスのスニーカー達を眺めながら、今年はどうしようかと考えを巡らせていました。
「夏スニーカー」とネット検索すると、キャンパス素材やメッシュ素材のスニーカーが数多くヒットしますが、60近いおじさんには、かっこよく履きこなす自信が持てず、やはりアディダスのヘリテージなモデルを素足で履く(実際は素足にみえるスポーツソックスを着用するヘタレなせっちもですw)方が、イメージ的にもピッタリだし、大人の余裕みたいなのを演出できるかな?なんて考えていました。
その中でも特に、昨年手に入れたアディダス イタリアの一枚革の履き口が、脚元スッキリにみせられることに、もう一足一枚革のスニーカーがあっても良いかなと考えるようになりましたが、いざ一枚革のスニーカーを探すとなると、オニツカタイガーのメキシコ66だったり、ソールがペッタンコなランニングモデルが多く、もう少しソールに安定感のあるものをと探し続けていたのですが、なかなかイメージに合うスニーカーが見つからずにいたのです。
そんなとき、ふとイタリアを譲ってくれた友人が、今一番のお気に入りだという、アディダス フォーラム 84 ロー ミニマニスト アイコンというスニーカーを思い出して、ネットで色々調べてみた結果、バスケットシューズであるフォーラムをもとに、余計な要素を限りなく排除してミニマムに仕上げたコンセプト製品であることが判明し、一体どのようなスニーカーなんだろうという好奇心が日に日に増して行き、いつのまにかその好奇心は、自制できないくらいの所有欲に変わっていったのでした。😅
adidas Foram 84 Low Minimalist Icon
しかし、購入を決意したものの、企画製品である当スニーカーはすでに、アディダスサイトでは、私に合うサイズは在庫切れになっており、ネットで散々探して、ようやく買い付け代行業者さんで購入することができることがわかり、ちょっと高くついてしまったものの、途中でのサイズ変更などに、速やかできめ細かな対応から、安心して手に入れることができ、なんと便利な時代になったんだろうと改めて感銘を受けた次第です。
余計なものを極限まで削ぎ落とし‥縫製までも最小限に設計されたというこのスニーカー、足を通してのファーストインプレッションは、えっ?これバッシュ?というくらい柔らかい履き心地にびっくりしました。
余計なパーツを極限まで減らしたことから、本来のバッシュとしての機能は潔く諦め、その分を上質な革を使用することで、柔らかく足にまとわりつくような、それでいてバッシュ特有のしっかりと厚みのあるソールが安定感をもたらし、今までに経験のない独特の履き心地を生み出しています。
一枚革というより切りっぱなしな感じの履き口は、足首周辺に絶妙なフィット感があり、素足で履くとさらに心地良さが増してきます。
上質な革のアッパーは白を基調としており、クールグレーの起毛革のラインアクセントが、夏スニーカーの条件としての涼しさを十二分に演出することに成功しており、高級感のある素材感と佇まいは、大人の余裕すら感じさせる品格をもたらしています。
さすがは、デザイン業を生業とし、ものを見る目が養われている友人が選んだ一品だと、感嘆しましたが、この記事を読んだら「また真似したなぁ!」と怒られそうで‥🥹
いずれにしても、私が抱く夏スニーカーのイメージに限りなく近いことは間違いありません。
キャンパス地のスニーカーもいいけど、品格と高級感、そして爽やかさと大人の余裕をアピールしたい、なんとも欲張りなw、まもなく還暦になろうとしているおじさんの夏スニーカー‥
スタバのテラス席で、エスプレッソ アフォガード フラペチーノなんかを嗜みながら読書に興じ、脚元にはアディダス フォーラム 84 ロー ミニマニスト アイコン‥なんて‥‥、意味もなく気取った変なおじさんがいたら、それは私かもしれませんw😚